書類選考に通過するコツとは?
採用に当たってはまず書類選考を行い、その後面接をして決定する介護施設が多い。書類選考は通るものと考え、書類選考への対策を怠ってしまうと、採用のチャンスを潰してしまうことにもなりえる。そのためしっかり対策することが大切だ。書類選考に通過するためには、何も他の人よりも高いスキルや実務経験を持っていることだけが重要なのではない。その書類の書き方も大きな判断基準となるのである。そこで、本記事ではいくつもある書類選考通過のコツの中から履歴書の書き方について紹介しよう。
まず、履歴書を書くとき絶対に避けるべきことがある。それは記載内容に嘘や曖昧な点があることだ。学歴や職務履歴に虚偽があり、後に判明すると大きなトラブルとなり信用を失ってしまう。また、面接の際に細かく質問されて嘘が発覚することもあるので、良い印象を与えたいと思っても正直に書く必要があるのだ。さらに、以前に使った履歴書を使い回すのも避けるべきだ。
こうした点を踏まえて、仕事に役立つと思える学歴や職歴、資格などを丁寧に全て記載するように心がける。そして、志望動機などの欄はありきたりの文を使うのではなく、本当に心から思っていることをそのまま書くようにする。履歴書は単にデータを伝えるだけでなく、本人の介護への熱意や選んだ転職先に入りたいという気持ちを表現するものでもあるからだ。
特に志望動機については、介護そのものについての気持ちと共に、どうしてその事業所を転職先として希望しているのかを示すようにする。他の事業所との違いや、その施設で特に力を入れている点などを取り上げ、そこが魅力的であると伝えることで熱意を理解してもらえるだろう。